親地連全国集会に参加

 10月12日、親子読書地域子ども文庫連絡会の全国集会へ参加してきました。初日は会代表の広瀬恒子さんの基調講演と作家・朽木祥さんの講演。どちらも力強く、日頃の怠慢を叱咤激励するようなお話で、よし、明日からまた頑張るぞと気持ちを新たにしています。

 さて、明日は八王子に学校図書館を育てる会として分科会へ参加します。全国のみなさんと、前向きで、明日のエネルギーになるようなお話ができるでしょうか。

コメント: 3 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    シマ (日曜日, 13 10月 2013 06:08)

    親地連第19回全国交流集会「一人ひとりの読書をたいせつにする社会を」
    に参加して、朽木祥さんの「物語の力」という講演を聞いてきました。
    文学には、compassion(共感共苦)の力がある。そうした作品を書きたいと思っている。
    40歳過ぎて、ものを書こうとしたのは、生き残った者としての「記憶の義務」と「警戒の義務」からだったと今になって自覚している。自分の作品の読み手のなかに、豊かな想像力と自由な心を育むことができたら、全体主義、戦争、原発事故等の悲劇を防ぐ力を養うことにつながるのではないか。
    ・・・というお話でした。「広島生まれ、被爆二世」と朽木祥さんは自己紹介で表現しています。

  • #2

    シマ (月曜日, 14 10月 2013 07:32)

    親子読書地域子ども文庫連絡会の全国集会
    10月13日分科会『学校図書館』に参加して
    約40名の参加者がありました。
    狛江市、日野市、杉並区、練馬区、世田谷区、港区、江東区、大田区、品川区。
    他県からは、神奈川県(川崎市、横浜市)、埼玉県(所沢市)、千葉県(市川市)、栃木県(宇都宮市)、兵庫県(神戸市)、愛知県(西尾市)、石川県(能登・珠洲市)、北海道(知床・斜里町)、静岡県、岡山県。
    以上20地域からの参加者がありました。まさに、全国集会でした。
    この分科会の提案者として、活発な討論の口火を切ったのが、「八王子に学校図書館を育てる会」でした。
    八王子市での請願採択の意義と懸念、学校図書館サポート事業の紹介、「専門・専任・正規」の学校司書の配置をめざし、子どもたちに豊かな力を育む、教育の在り方を含め学校図書館を育てたいという、私たちの会の理想と願いと決意を表明しました。
    各地の情報が、参加者の生の熱気を伴って、熱く強いシャワーを浴びるように得られました。先進的なところもあれば、焦りをにじませる声もありました。
    八王子の行く末は・・・と、その中で、必死に思いを巡らせました。
    元専修大学教授 図書館情報学)の後藤 暢(とおる)氏による「学校司書法制化」に対する解説もありました。警鐘が聞こえ出しました。学校司書の専門性が担保されていないという不安以上の響きを覚えました。
    議員たちのこの動きからは、学校教育が、ざるの目から落とされるように抜け落ちてしまっているのではないか?
    学校教育法に手を触れることが鬼門であるとされるとしても、裏口入学のような手が許されるのか?
    (・・・やや、私の思いが飛躍的になってきましたが・・・。)
    予算措置を伴わない学校図書館法改正による「学校司書法制化」は、学校図書館への業者参入・「指定業者委託」(学校司書の「裏口入学」)への地ならしではないかと、思い至りました。
    学校図書館に「人」さえ入れればいいのか?
    学校図書館が、学校教育の中核を担いうる機能を発揮するためには何が必要で大事なことなのか、今こそ、私たちはそこを見失わずに、「学校図書館を育てる」営みを着実に進めていかなければいけないと、心を引き締められました。

  • #3

    sextelefon (火曜日, 31 10月 2017 20:36)

    rozbite